8月5-6日にかけて、タイのダートコースで行われたレッスンに講師として参加してきました。
いきなりタイ!?というイメージがあるかもしれませんが、実際に走ってみると非常に楽しい路面です。硬質でフラットながら水分を含むと泥ぽっくなりそうな感じ。”砂利”ではなく固い”土”で、独特な印象です。日本の林道やダートトライアルコースとも違いますが、いわゆる”島”もなく走りやすいと思います。立ち木のあるインフィールド的な区間もあり、多彩なレイアウトで低速~高速までカバーしています。なお、レッスン中は雨が降ることなく過ごせました。(時期によるみたいです)
今回の企画は株式会社K’sFACTORYの鈴木代表が主催し、日本から3名とタイから1名の方の参加がありました。
20~50代、ラリーを始めて間もないルーキー、現地の超新星、スーパーGT経験ドライバー(!)、往年のベテラン(コ)ドラという皆様キャラ立ちしたメンバーで、朝から夕方までトレーニングを実施しました。
それぞれ事前に割り当てられた各車両は、ZC31Sスイフトx2(仕様違い)とKE70?カローラ(4AG積んでます)、そして現地仕様のヤリスをおなじみの1.5L 1NZにスワップした計4台です。
私が主に担当したのはBRIGカラーのZC31Sスイフトですが、非常に運転しやすく乗りやすいマシンでした。この個体はもちろんラリー用に各部モディファイされています。イチから制作しても作りこみ次第で化ける素性がありそうな31スイフト。
トレーニングの内容は、
1日目AM:シンプルなコースでダート路面のドライビングレッスン
1日目PM:ペースノート走行
2日目:1日目の内容を生かして全6SSのミニラリー、その後練習走行
というおしながき。
ミニラリーと言っても、ダート路面のみで約30kmを走ってなおかつ練習走行をおかわりできるので多くの経験値を積めたかと思います。
実はこのタイでのトレーニング、2回目ということです。次回以降もあるようなので興味のある方はこちらへどうぞ!